体内とは?

[ 7] なんでも評点:16歳少年の体内に生きた胎児が見つかる
[引用サイト]  http://rate.livedoor.biz/archives/26454614.html

バングラデシュの“Daily Star News”紙が6月26日に報じたところによると、バングラデシュでアブ・ライハンという名の16歳の少年が開腹手術を受けたところ、体内に生きた胎児が見つかった。
その胎児は体重約1500グラムで、髪の毛が生えており、歯が2本だけ生えていた。足と性器も備えていたが、手は短く未発達だった。頭部と脳はほとんど発達していなかった。
もちろん、16歳のライハン少年がその赤ちゃんを妊娠していたわけではない。当ブログの読者ならもうお分かりだろう。本来、ライハン君とその胎児は双子として生を受けるべく母の胎内に宿ったのだ。
手術に当たったMAマジド教授は、こう話している。「驚愕の事実でしたが、こういうことが起こりうることは知っていました。医学的に有り得ることなのです。とはいえ、私の医師としての経験の中でも、こういう例に遭遇するのは初めてのことでした」。
やがて、母親の子宮内空間が不足するようになり、小さい方の胎芽が大きい方の胎芽の中に取り込まれてしまった。
そして、ライハン君は見かけ上は“単児”として、この世に生を受けた。しかし、その体内には、双子の兄弟が取り込まれていた。16年後、手術中に偶然発見されるまで、双子の兄弟は“胎児内胎児”の姿のまま人知れずライハン君の体内で生きてきたというのである。
ただし、冒頭にこのニュースを掲載した新聞の名前を出したのは、さすがに本件は眉唾度が高いと感じるからでもある。16年間も双子の兄弟が胎児の姿のまま少年の体内で生きてきたなんてことが有り得るようには思えない。
万全な状態で母体の中で育っているはずの胎児にすら、いろいろとトラブルが生じるのだ。ライハン君の双子の兄弟がいったいどのように酸素や栄養を受け取ってきたというのだろうか。ライハン君自身の体には、胎児の生命を維持するための器官が備わっていないのだから、これほど不思議なことはない。
MAマジド教授は、医学的に有り得ることだと言っているが、有り得るのは“胎児内胎児”までであって、その胎児が16年間も生き続けたことを医学的に有り得ることだとは断言できないはず。また、ソース記事の記述に怪しげな点もあり、取材の精度に問題があった可能性もある。
という疑念を払拭できないのだが、仮に事実だとすると、これぞまさしく「胎児内胎児」の究極例と言うべきかもしれない。(以下、事実であるという仮定のもとで、もう少し筆を進めてみる)。
当ブログでは、今年の1月に「75歳女性の胎内に50歳胎児」というニュースを取り上げたことがある。75歳の女性の体内に妊娠8ヶ月相当の胎児が見つかり(石灰化していたが)摘出されたという話である。その原因としては、50年前に子宮外妊娠した胎児が体内に置き去りにされてきたのではないかという説が最も有力であるかに見えた。
タイ医師は、子宮外妊娠以外にもう1つの可能性もほのめかしている。胎児はディン・ティー・トゥーさんの双子の兄弟(姉妹)かもしれないという可能性である。ディン・ティー・トゥーさん自身が母親の胎内にいるときに、双子の兄弟が彼女の体内に取り込まれてしまったのかもしれない・・・と。そうであれば、胎児の“年齢”は、彼女と同じく75歳ということになる。
ライハン君と双子の兄弟の場合は、胎児も16歳ということになる。その16歳の胎児は、ライハン君の体内から除去されたとのことである。除去した胎児をどのように扱ったかについてはソース記事に記載がないが、生かされてはいないだろう。エジプトの10ヶ月女児から分離された瞬きも微笑みもできる“もう1つの頭部”の場合がそうであったように。
ただし、エジプトのケースと異なり、医師たちは“生きた胎児”と表現し、それが1個の生命であることを暗示している。脳が未発達であったとしても、年齢的には16歳の生きた双子の兄弟の生命を奪ったことになるはず。倫理的・哲学的にこれはどのように扱われるべきなのか。一介のネタ系ブログの筆者には、手に負えない課題なわけだが。
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